普段は stable を使っているけれど、一部のパッケージだけ testing や unstable のものを使いたい場合などに使う。
/etc/apt/apt.conf.d/99target に
APT::Default-Release "stable";と書く (stable は普段使っているもの。 testing を普段から使いたいなら testing にする。)
/etc/apt/sources.list に unstable testing stable それぞれの apt-line を追加する
後は普段通り apt-get すれば 99target で指定したバージョンの ものがインストールされる。
testing や unstable のものを使いたい場合は
(例は apache をインストールする場合) # apt-get install apache/testing # apt-get install apache/unstableなどと指定する。
99target にバージョンを書くだけだと、Unofficial パッケージを入れた場合や downgradeした時に(こっちは気のせい？)バージョン管理がうまくいかない場合がある。
/etc/apt/preferences に設定を書くことで各パッケージごとに使用するバージョンなどを 指定することができる。(* は全てのパッケージ)
Package: * Pin: release a=stable Pin-Priority: 98 Package: * Pin: release a=testing Pin-Priority: 102 Package: * Pin: release a=unstable Pin-Priority: 98以上の設定で先ほどと同じ効果になるはずです(試してません)。100 を越えたやつがインストール 対象になるみたいです。ただし、downgrade する(になる)場合は 1000 より大きい値(1001とか)を設定 しないといけないみたいです。その他、詳しくはリンクを見て下さい。
$Id: pin.html,v 1.4 2002/12/09 18:12:39 sugiyama Exp $ Copyright (c) 2002 Hidenori Sugiyama